慢性的なニキビ

なぜ、慢性的なニキビに悩まされることになるのか?

常に肌が汚いという人がいます。いわゆる痘痕面という奴ですね。赤く大きなニキビ、陥没した凸凹などなど。いったいどんな悪行を前世で行ってしまったのだろうというぐらい酷く汚い肌をしています。

医療の分野も日進月歩で新しい技術や薬が生まれ、今まで治すことのできなかった皮膚の悩みを解消できるようになってきていますが、ニキビにかんしてはなかなかどうして根本的な治療法というのはいまだにない状態です。

できかけのニキビに対しては抗生物質の薬でだいぶきれいになるようになりましたが、ニキビ跡の陥没や凹凸はできてしまったら最後、レーザー治療をしても元のきれいな肌に戻ることはないといわれています。

化膿したニキビやニキビ跡の凹凸のせいで見た目にも汚い肌になってしまってる場合、残念ながらそれを治す方法はありません。できるだけメイクをしてごまかすか隠すしかないです。

またそれとは別に、ニキビ・肌荒れ・吹き出物を頻繁に繰り返してしまう肌トラブルを抱えてしまう人もいると思います。これも該当する人にとっては大きな悩みの種ですよね。 繰り返してしまう慢性的なニキビ・肌荒れ・吹き出物の多くは「体質」に問題があります。そのためニキビ用の基礎化粧品を使おうが、抗生物質を飲んだり、塗ったりしてもその場しのぎにすぎず、 しばらくするとまた繰り返してしまうことになります。

繰り返す慢性的なニキビを治すためには体質改善が必要です。そして体質改善で一番重要になるのは「食」です。人間の体は食べているもので作られるわけですし、毎日何を食べているか?で腸の状態が決まり、腸の状態によって血液の状態が決まり、血液の状態によって皮膚の状態が決まるからです。

慢性的なニキビ・肌荒れ・吹き出物と腸の関係

何をしてもニキビ・肌荒れが治らないという人は肌をどうこうするよりも腸を改善することを最優先してください。

東洋医学では「皮膚(肌)は腸を写す鏡」だといわれます。皮膚(肌)をみればその人の腸の状態がわかるという意味ですね。いまや常識になっている便秘=ニキビ・肌荒れですが、 これは腸に溜まった老廃物や毒素が腸壁から毛細血管に滲み出て、全身をめぐり、表(肌)にあらわれるからです。

慢性的にニキビに悩んでいるという人の多くは便秘だと思います。東洋医学では基本的に毎日排便がなければ便秘という扱いになります。2〜3日に1度というのは立派な便秘だということです。

腸の状態がよくなり、便秘が改善されればニキビや肌荒れはだいぶ改善されるはずです。もし、便秘が改善されたのに肌が一向にきれいにならない場合はホルモンバランスの乱れと自律神経の乱れが影響していそうです。

ホルモンバランスや自律神経というのは普段の生活習慣に大きく影響をうけます。「睡眠」「食事」「ストレス」「運動」「タバコ」「疲労」etc...こうしたものの積み重ねでいつのまにかからだのバランスが崩れて健康上の諸々のトラブルを引き起こしはじめます。

一時的なニキビや肌荒れの場合は、化粧の洗い残しや肌にあっていないスキンケア用品、髪の刺激なども原因として考えられるわけですが、慢性的なニキビ・吹き出物となるとこれは十中八九「生活習慣」に問題があり、それが体質をつくり、肌の状態に影響していると考えられます。

生活習慣を気をつけているという人でも「睡眠」「食事」「ストレス」の3つについて勘違いしている人は多いです。この3つについては次の章で詳しく紹介します。

慢性的なニキビと「睡眠」「食事」「ストレス」

「睡眠」「食事」「ストレス」の3つの生活習慣は、ホルモンバランスや自律神経の機能に最も影響しますし、食事に関しては体質にも一番影響するものです。生活習慣の何を改善すればいいかわからないときは とりあえずこの3つを改善するようにするといいと思います。

【睡眠】・・・規則正しい睡眠を摂ること

睡眠は、規則正しさが一番大事です。毎日7時間半寝ているといっても夜の12時に寝たかと思えば、朝の5時に寝たりと不規則ではいけません。寝起きする時間は常に同じにします。 こうすることで睡眠中のホルモン分泌などがスムースになり、肌の修復も滞りなく進むようになります。

人間の体内リズムを考えると、やはり夜暗くなってから寝て、朝明るくなった起きるというのがベストです。現役の美容皮膚科の先生によると、寝る時間が夜の12時を過ぎる人と そうでない人ではやはり肌の状態に大きな差があるといっていますから、できれば日付が変わる前に布団に入るというのがいいでしょうね。

夜はとにかくスキンケアよりもお風呂に入るよりも睡眠を優先するというのは肌にとってはいいことです。テレビを見るとかパソコンをするとか勉強や読書をするということは朝早く起きてやったほうがいいです。

【食事】・・・不足している栄養素を補うのではなく摂り過ぎている糖質を減らす

ニキビや肌荒れに対してはビタミンB群が効果的といわれますが、ビタミンB群を摂取する以上に気をつけたいのは糖質を控えるということです。現代人は炭水化物過剰といわれていますが、 たくさん炭水化物を取ればそれだけ体内で糖質に変換されるときにビタミンが消費されるので、肌のためにビタミンが使われなくなってしまいます。

実際に、ダイエット目的で糖質制限食をはじめたところニキビ・肌荒れが治ったという人もいるぐらいですからビタミンや食物繊維などニキビを改善するために摂取するよう勧められる栄養素以上に「糖質を減らす」ことのほうが食事では大切だと思います。

ダイエットはホルモンバランスを乱す原因になるのでニキビに間接的に悪い影響を与えるのですが、糖質制限ダイエットに関してはむしろニキビにはいい影響を与えそうです。

【ストレス】

ストレスが重なると自律神経も乱れますし、ホルモンバランスも乱れます。働く女性にとっては慢性的なニキビな原因としてストレスが大きく影響しているのは間違いないと思います。

ストレスをためないようにするには、「運動する」「アロマテラピーをする」「ゆっくりお風呂に入る」などがありますが、それほど劇的な解消効果があるわけではありません。 やはり一番いいのは仕事を辞めるとか、嫌な上司や同僚がどっかに行ってくれることなんですが、現実問題なかなかそうはいきません。避けられないからストレスになるわけですし。

個人的には、殴る・蹴る・壊すといった破壊的衝動を満たしてくれるもの、泣く・わめく・爆笑するなど感情が大きく振り切れるようなことのストレス発散効果が高いような気がします。 それから自律神経を整えるには呼吸法が一番簡単にできて効果もあるとも耳にします。

正直、ストレスを解消するというのが一番難しいです。ニキビ体質の改善方法も参考にしてみてください。